封筒型DMの担当者の中で、集客率の悪さを課題に感じている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかして、デザインが悪い?
その可能性は大いにあります。
封筒型のDMは、デザインによって開封率が大きく異なります。この開封率の悪さこそが、集客率の悪さに繋がっているということは、多々あります。
■こんなDMでは開封されません!
開封されないDMというのは、一言でまとめると、お客様の心理を十分に掴み切れていないDMです。
開封率を向上させるためには、様々な工夫を必要とします。
担当者の方は、この工夫を一通り頭に入れておいた上で、封筒DMのデザインを再考することが必要になります。
そこで今回は、DMの集客率にお悩みの担当者様に向けて、開封率UPのための基本的な工夫をご紹介したいと思います。
■ティザーコピー
お客様の開封を促すために、封筒の外側に印刷された文章を、ティザーコピーと言います。このティザーコピーには、いろいろな工夫の種類がありますので、いくつか紹介しておきます!
・オファーを説明
オファーとは、DMを受け取ったお客様が受け取ることのできる特典のことです。
具体例で言うと、「このクーポン持参で、定価から5%off!」などの文言です。
お客様が開封することで得ることができる利益を、あらかじめ提示するという定番の方法になります。
・期限を記載
「~日までの限定企画」というように、期限を記載するという方法です。
受け取ったお客様に、「今すぐ開けないと!」と思わせるために、効果的な方法です。
・希少性を演出
「限定○○個」などと書いてあると、つい気になってしまいますよね!
この心理を利用して、希少性を演出するという方法です。
他にも、ティザーコピーには、様々な工夫が考えられますが、今回はこの3つをご紹介しておきます。
■ドアオープナー
ドアオープナーは、封筒の中にサンプルなどを入れておき、封筒に膨らみを持たせることで、お客様の開封を促すという方法です。これは、封筒型DMでは定番の工夫となっています。
透明窓が付いた封筒の場合は、中に入っているサンプルが透明窓から確認できるため、より開封率を上昇させる可能性があります。
■手書き風のフォント
封筒に印刷されている文字を、手書き風にしてみる、というのも工夫の一つです。
受け取るお客様は、やはり温かみを感じるものに親近感を持つため、より開封率が上がる可能性があります。
■まとめ
ここまでご紹介したことは、開封率UPのための工夫の一部に過ぎません。
今回一番お伝えしたかったことは、どんなお客様に、どんな利益を提供したいのかを明確にすることが最も大事である、ということです。
対象とするお客様のニーズに合わせて、最適なデザインを作っていきましょう!