はがきと封書(DMや手紙)の違いは?
封書は目上の人に、はがきは親しい相手に、というのが一般的な使い方とされていますが、状況によりそれぞれの特性を理解し、上手に使い分けましょう。
はがき | 封書(手紙) | |
特徴 | ・略式の通信状 ・文章量が少なくてすむ ・第三者の目に触れる可能性がある ・あまりたくさんの内容が書き込めない ・手軽に書いて投函できる。(官製はがきなら、切手を貼らずにそのまま出すこが可能) ・要件がすぐに相手に伝わる |
・正式な儀礼にもとづく内容に用いる ・礼儀正しい印象を与える ・あてた本人以外の目に触れることがない ・便箋の枚数を増やすことが可能なので、沢山の文字を書き込むことができる ・両者にとって封じたり開封したりする手間がかかる |
適した使い方 | ・第三者に内容を読まれてもかまわない場合 ・文字数をそれほど必要としないとき (例) ・お中元、お歳暮に対するお礼状 ・季節の挨拶状 ・旅先からの便り ・通知や案内など情報を伝えるのが目的のとき |
・第三者に内容を読まれたくない場合 ・便箋数枚にわたる文字数が必要なとき ・目上の人に対して、丁寧な文面を心がけたい場合 ・冠婚葬祭関係の儀礼的な手紙 ・込み入った内容のとき |
注意点 | ・個人情報(口座番号など)はかかないこと ・相手以外の目にも触れるので、誤解を招く表現に注意 ・異性あての手紙(誤解を招かないため。色や模様のついたものを避ける) |
・書式のルールに沿ってかくこと ・要件によっては大げさな印象を与える |