手紙を送る際、選ぶはがきの種類や用途って迷いますよね。
この記事では、はがきの種類と用途についてご紹介します。
これからはがき選びに悩まず、目的に合った最適なはがきを選ぶためのヒントを探ってみましょう。

□ はがきの種類について

最も一般的でよく見かけるはがきは通常はがきと呼ばれます。
この通常はがきには、郵政はがきと私製はがきがあり、それぞれ違ったものです。

郵政はがきとは、日本郵政が発行しているはがきのことですが、私製はがきは、民間企業によって作られたはがきを指します。
私製はがきに関しては、雑貨屋さんや文具店などで販売されているポストカードや絵はがきなどが含まれるため、見たことがある方が多いかもしれませんね。

この2つの主な違いとしては、はがきのサイズです。
郵政はがきは、縦が148ミリメートル、横が100ミリメートルと定められています。
一方で、私製はがきは縦が140ミリメートル~154ミリメートル、横が90ミリメートル~107ミリメートルと、ある程度自由を利かせられます。

また、切手の必要であるかどうかも、郵政はがきと私製はがきの異なる点です。
郵政はがきはもともと料金支払い済みを表す料額印面がプリントされているため、切手が必要ありませんが、私製はがきは切手を貼らなければ郵送できません。

*通常はがき以外のもの

通常はがきの他にも、さまざまなはがきがあります。

1.往復はがき

往復はがきとは、往信用と返信用が一緒になったはがきで、返信が必要な際に往復はがきをよく利用します。

2.圧着はがき

圧着はがきとは、はがきの面に特殊なのりを塗布して、熱と圧力を加えて圧着させたはがきです。
はがきの表面が見えないため、秘匿性の高いものに利用されます。

□ はがきの用途について

はがきには、さまざまな用途があり、個人利用からビジネスシーンの利用まで幅広いものです。

1.欠礼はがき

欠礼はがきとは、喪中はがきとも呼ばれ、近親者に不幸が起きた際に年賀状の挨拶を控えることを知らせるためのはがきです。
仏教の習わしでは、死後1年間は喪中と呼ばれる、祝い事を慎む期間とされており、年賀状を出さないのが一般的とされています。
しかし、いきなり年賀状を出さないと相手に不快な思いや心配をさせてしまうことになってしまいます。
そのため、年賀状を出さないことを知らせるはがきが必要なのです。

2.出欠はがき

出欠はがきは、同窓会やクラス会などの出欠を確認するためのはがきです。
主に往復はがきが使用され、返信用の部分のみを切り取って送ります。

3.お礼状

お礼状の際にもはがきを使用します。
この際は郵政はがきがおすすめで、結婚祝いや出産祝い、見舞いなどさまざまな場面に対応できるでしょう。

□ まとめ

はがきの種類には、通常はがき(郵政・私製)の他に、往復はがきや圧着はがきなどがあります。
用途に応じて選ぶことが重要で、欠礼はがきは喪中を伝えるため、出欠はがきは出席確認、お礼状は感謝の気持ちを伝えるために使用します。
はがきの選択は目的やシーンに合わせて行いましょう。

 

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