チケットや商品券を入れる際によく使われるチケット袋。
実はチケット袋は店頭販売されておらず、オーダーメイド、もしくはセミオーダーメイドで作られていることをご存じでしょうか。

一般的な白封筒や茶封筒と違い、大切な人への贈り物や、楽しみにしているコンサートのチケットなど非日常を味わうものを入れるのによく使われます。
特別な時に使うのですから、そのデザインには細部にまでこだわりたいものです。

そこで今回は、オーダーメイドのチケット袋をデザインする際、通常の封筒と一線を画すデザインにするために、気をつけたい点や知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。

□チケット袋には様々なサイズが用意されている

チケット袋というと、口が広く、深さが浅いというおなじみのデザインを思いつくのではないでしょうか。
ですので、どのチケットを入れる場合でも一緒の型の袋を頼んでおけば良いと思ってしまうかもしれません。

しかし、意外にもチケット袋はサイズに応じて様々なサイズのものが用意されています。
業者によっては約10種類の異なるサイズのチケット袋の型を用意しているところもあるほどです。
ですので、チケット袋を発注する際には必ず入れるチケットのサイズと袋のサイズが一致するかどうかを確認するようにしましょう。

せっかくこだわって作ったチケット袋も、肝心のチケットが入らなければ台無しです。注文する前にサイズをよく確認しましょう。

□チケットの内容にあったデザインを

一言で「チケット」といっても、そのチケットの内容は様々です。
コンサートや舞台といったイベントに参加する方が、はじめにそのイベントと接点を持ち、参加する実感を持つのがチケットの受け取りではないでしょうか。
特にはじめに目にするチケット袋のデザインがいまいちだと、残念に思うかもしれません。

中に入れるチケットの内容に応じて、袋の色やデザインを決めるようにしましょう。
例えば、子供向けの公演のチケットを封入する際はキャラクターを印刷する、スポーツ観戦のチケットを封入する際はチームカラーやマスコットを印刷するなど、チケットに合ったデザインを施し、受け取り手のわくわく感を増幅させられるよう工夫しましょう。

□封筒に透明窓を付け、あえて中をみせる。

ダイレクトメールの送付などに使われる「窓付封筒」ですが、チケット袋にもつけることができます。
チケット袋をより良いデザインにするために、チケット袋に透明窓をつけるのも一つの手です。
宛名窓のような透明な窓を付けることで、中が見えやすくなるため、受け取り手が「早く開けたい」と感じます。

また、チケット袋に透明窓をつけることはまだあまり一般的ではないかと思うので、ユニークさを演出できますね。
チケットに封筒の模様に合ったイラストを印刷し、小窓からあえてその見せるなどの工夫を凝らせば、チケットと袋のデザインが一体化した面白いデザインのチケット袋を作ることができます。

□封筒の内側のデザインにもこだわる

受け取り手から直接見える外側のデザインにこだわるのはもちろんですが、より印象的なチケット袋を作成したいのならば、内側のデザインにもこだわってみましょう。

例えば、外側は落ち着いた色を印刷し、内側にはゴールドやレッドなど派手で明るい色をデザインすれば、見た目のギャップで受け取り手に大きな印象を与えることができます。
また、クールなデザインに見えますね。

受け取った時と開けた時の2度にわたって受け取り手にインパクトを与えることができるため、より魅力的なチケット袋になるでしょう。
こちらのデザインも外観同様、中に入れるチケットの公演内容に沿ったものにしましょう。

□高級感を演出するには素材+リボン

高価なギフト券や商品券を入れる際、他の一般的な袋と同じ袋を使ってしまうと、受け取り手は興ざめしてしまいます。
内容物が高価なものであれば、袋も高級感漂うデザインにしましょう。

袋に使う素材を通常の紙から厚めの用紙や和紙に変える、箔押しを施す、リボンなどのカラー紐をアクセントとしてあしらうなどすると、通常のチケット袋とは一線を画した高級感溢れるチケット袋を作成することができます。
高級感を出すためのみならず、チケット袋にリボンなどのアイテムを追加で使用することで、袋のデザインだけではどうしても生み出せないデザインを実現することができます。

チケットを入れることに特化したチケット袋。
通常の袋と比べて使用用途が限られている分、内容物に合わせたデザインの袋を作成することが容易です。

チケット袋は、市販ではなかなか手に入れられない袋であるためオーダーメイドは必須条件です。
せっかく自分好みのデザインに仕上げることができるのですから、基本のデザインに一工夫凝らし、通常の袋と差をつけてみてはいかがでしょうか。
大切な相手への贈り物にも使われるものですから、受け取り手の喜びがさらに増すようなデザインを考えましょう。

 

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