最近、自社オリジナルの封筒を作成する企業が増えています。
「封筒なんてどれを使ったって一緒だろう」とお考えの方も多いかもしれませんが、実はオリジナル封筒作成にはたくさんのメリットがあるのです。
とはいえ、封筒を自作するとなると、もちろん市販の封筒を買うよりも多額の費用が必要となります。
メリットがあると言われても、具体的にどれくらいの資金が必要か分からなければ作成に踏み切れないですよね。
そこで今回は、自社オリジナルの封筒をオーダーメイドで作成する際にかかるお金を、作る封筒の種類別にご紹介していきます。
Contents
□実はたくさんあるオリジナル封筒のメリット
まずは、オリジナル封筒作成のメリットを簡単にご紹介します。
*業務量を格段に減らすことができる
オリジナルの封筒を作成すれば、事務作業を減らすことができます。
というのも住所や会社名がすでに印刷されているため、いちいち従業員が手書きで書いたり印刷したりする必要がなくなります。
一見地味に見えますが、会社が扱う封筒の量は膨大です。
小さな作業の削減が積み重なることで、効率的な働き方ができます。
*会社の信頼性が向上する
封筒は取引先やお客さんへの郵便に使われます。
度々目にすることになる封筒のデザインは会社への評価に繋がります。
綺麗でデザインの凝った封筒と、なんの変哲も無い普通の封筒とでは印象は全く異なります。
会社の顔となる封筒にこだわることで、会社の信頼性やイメージ向上を図ることができるのです。
□オーダーメイド封筒を作成するのにかかる費用
封筒をオーダーメイドで作成するメリットを理解していただいたところで、オリジナル封筒作成にかかる費用を封筒の種類別にご紹介しましょう。
*長3封筒作成にかかる費用
長3封筒とは、ビジネスや一般家庭で最も多く使われる封筒です。
A4サイズの紙が三つ折りですっぽり入る封筒と説明すればピンとくる方が多いのではないでしょうか。
オリジナルの長3封筒を作成するのには1枚当たり10円から30円ほどの費用が必要です。
なお、1枚当たりの価格は一回の注文当たりの注文数によって左右されます。
もちろん注文数が多ければ多いほど1枚当たりの価格は低くなります。
*長4封筒作成にかかる費用
こちらはB5サイズの封筒を入れる際によく用いられるタイプの封筒です。
この封筒もビジネスの場でよく使われるため、常にストックしておくとよいでしょう。
長4サイズの封筒を作成するには1枚当たり5円から25円ほどかかります。
長3封筒よりもサイズが一回り小さいため、価格の設定も低めになっています。
*角2封筒作成にかかる費用
角2封筒を使用すれば、長3では三つ折りしなければ入らなかったA4サイズの紙を折ることなくすっぽり入れることができます。
そのため、雑誌や本などを入れる際に用いられることの多い封筒となっています。
長3よりもサイズが大きいため1枚当たりの価格は高く、15円から35円ほどの料金が必要となります。
*角20封筒作成にかかる費用
こちらも角2封筒同様A4サイズの紙を折り目を付けることなく入れることのできるサイズの封筒です。
しかし、入れることのできる書類の厚みに制限があり、雑誌や本など分厚い書類をいれることができません。
しかしその分、作成コストは角2封筒よりも安く、1枚あたり10円から25円ほどで作ることができます。
A4サイズを入れたいが薄い書類のみを扱うという場合は、経費削減のためにも角20封筒を使用する方がよいでしょう。
*洋2封筒作成にかかる費用
洋型封筒最大の特徴は何といってもその優れたデザイン性です。
角形や長形の封筒にはないカジュアルさが魅力で、角形や長形ではものさみしいという時にはうってつけの封筒です。
洋2サイズは一般的なお手紙を送るのに最適なサイズの封筒であり、友人や親しいお客さんなど「堅苦しさ」を与えたくない相手へのお手紙を送る際に使うと良いでしょう。
洋2封筒の作成費用は1枚当たり10円から25円ほどです。
*洋長3封筒作成にかかる費用
洋長3封筒は主にダイレクトメールに使われている封筒です。
ですので、透明なセロハンが張られた「窓付」タイプのものが主流となっています。
もちろん洋長3封筒も洋型封筒の一種であるためデザイン性に優れており、カジュアルさを演出したい際にぴったりの封筒です。
洋長3封筒の作成費用は1枚当たり15円から25円ほどですが、よく見かける窓付タイプのものにするには別途別料金が必要な業者がほとんどです。
また、通常の封筒よりも手間暇がかかるため、納期が長いといったことがしばしばあります。
窓付タイプの封筒を作成したい場合には、お金と時間に余裕をもって発注するようにしましょう。
オーダーメイドでオリジナル封筒を作成するとなると、やはり通常の封筒よりは多くの時間とお金が必要になります。
しかし、費用以上の効果をあなたの会社にもたらしてくれることでしょう。
折角の機会ですのであなたの会社でもぜひ、オリジナル封筒の作成を検討してみてはいかがでしょうか。