ビジネスで封筒を使用する際には、さまざまなマナーがあることはご存知でしょうか。
その中でも、正しい封筒の閉じ方は意外と知られていないですよね。
そこで今回は、封筒の閉じ方でよくある間違いと、正しい封筒の閉じ方を紹介します。
少し難しいところもあるかもしれませんが、一緒に確認していきましょう。
□封筒の閉じ方でよくある間違いとは
封筒の閉じ方を間違えてしまうと、相手の方に失礼になってしまうこともあります。
そうならないためにも、封筒の閉じ方でよくある間違いを事前に確認しておき、間違いを避けるようにしましょう。
今回はよくある間違いを3つご紹介します。
まず1つ目は、テープで閉じてしまうことです。
ビジネスの場面、特に目上の方や他の企業に向けて送る際には絶対にしないように気をつけましょう。
テープで閉じるのがダメな理由は、テープは剥がれやすく、剥がした後にまた貼りなおせるからです。
知らない方が読んでしまう場合もあるため、機密文書を送る際には注意しましょう。
2つ目は、封筒を閉じた上から封字をバツで書いてしまうことです。
一般に封字は〆で書きますが、形が似ていることからバツと勘違いしてしまっている方もいらっしゃいます。
また、〆を書いたつもりでもバツに見えてしまうこともあるため丁寧に書くと良いでしょう。
3つ目は、洋封筒に封字を書いてしまうことです。
イベントの案内状を送る際には洋封筒を使用することが多いですが、洋封筒は横書きであるため英文手紙のマナーを基準とします。
封字を書くのは日本独自のルールであるため、洋封筒には使用しません。
□正しい封筒の閉じ方を紹介
先ほど紹介した間違いをしないように、正しい閉じ方を確認していきましょう。
まず封筒をしっかりと閉じる場合は、スティックのりで封をしてから封字の〆を書くようにしましょう。
液状タイプののりを使用した場合はしわになりやすいため、粘着力が強いスティックのりを使用するのがおすすめです。
また、閉じ口に水のりがすでに付いている封筒もあります。
その場合は、一気に水をつけて中身の書類を濡らしたり、封筒がびしょびしょになったりしないように気をつけましょう。
しかし、郵送するのではなく書類を持参するためだけに封筒を使用する際には、封をしない場合もありますよね。
その場合は、フラップを折り曲げるだけで良いので簡単です。
□まとめ
今回は、封筒の閉じ方でよくある間違いと、正しい封筒の閉じ方を紹介しました。
よくある間違い3つを避けるようにしながら、封筒の正しい閉じ方をマスターしておきましょう。
封筒の閉じ方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。