会社用封筒のデザインを決めるのは難しいですよね。
そこで今回は、会社用封筒のデザインを決めるポイントやフォントの選び方について紹介します。

□会社用封筒をデザインするポイントとは

会社用封筒をデザインするポイントは、色や紙質で個性を強調することです。
この方法は、企業のアイデンティティーをより強調したい場合に有効です。
カラー封筒では、親近感を与えるために上品な淡い色が良く使われます。
また、企業のロゴマークが映える色やコーポレートカラー、商品やサービスのイメージに合う色を選ぶと良いでしょう。

濃い色は宛名書きが読みにくくなるため、あまりおすすめできません。
濃い色を使いたい場合は、請求書や納品書などの封筒を受取人に、確実に開封してもらいたいときに利用することをおすすめします。
例えば、年金に関する文書の通知には、濃いブルーが使用されており、窓あき封筒で宛名も読みやすくなっています。

紙質で特徴をつける場合は、どんな印象を与えたいかを考えましょう。
例えば、自然食品や環境対応を強調したい企業は、未晒しのクラフト紙などでアピールします。
伝統を強調したい企業は、和紙を利用して風格を表現すると良いでしょう。
ブランドショップや宝石店などは、上質の紙を使用することで高級感を演出できます。

また、ファッションや雑貨店は、デザインにキャラクターを取り入れるなどしてかわいらしさをアピールすると良いでしょう。

□会社用封筒のフォントの選び方とは

フォントも会社の印象を与える要素の1つです。
会社のイメージに合ったフォントを選びましょう。

*安定感や視認性を重視したい場合は「ゴシック体」

ゴシック体は動きが少ない、平坦なフォントです。
そのため全体に安定感があり、親しみやすさを感じられます。
また、シンプルでスッキリとしているので、視認性に優れています。
短い社名であれば、太めのゴシック体でインパクトを与えられるでしょう。

*高級感や女性らしさを与えたい場合は「明朝体」

明朝体は、漢字を美しく表現するのに向いているフォントです。
明朝体は高級感や上品さ、誠実さ、女性らしさを表現できます。
品があり、和風な社名にはぴったりのフォントでしょう。

全体的に繊細なイメージのある明朝体ですが、太さによって印象を変えられます。
太くすることで、より堅実な印象を与えられます。

*カジュアルで親しみやすい「手書きフォント」

手書き風のフォントは親しみやすく、カジュアルな印象を与えます。
丸みのある手書きフォントは、女性や若い人向けに適しています。
一方で、毛筆で書いたような手書き風フォントは、男性や高齢に適しています。
どちらもより相手と近い存在になりたい、親しみをもって接したいという場合に向いているでしょう。

□まとめ

今回は、会社用封筒のデザインを決めるポイントやフォントの選び方について紹介しました。
色や紙質、フォントなどもデザインを考える上で重要なポイントです。
会社のイメージに合った会社用封筒を作りましょう。

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