DMの定番といっても過言ではない圧着DM。
手にしたとき、思わずめくってしまいたくなる圧着はがきは、商品やサービスの案内をDMで行う際に効果的なプロモーション方法の一つです。
しかし、実際に圧着ハガキをDMに使用するとなると、どのような種類があるのか、思わず開けたくなる以外のメリットは何なのか分からない人も多いと思います。
そこで今回は、圧着ハガキの種類やDMに使用するメリットを解説します。
Contents
□ 圧着はがきの種類にはどのようなものがある?
今後圧着はがきをDMとして活用するためには、まずは圧着はがきの種類を知っておくことが必要不可欠です。
どのような種類があるのか確認しておきましょう。
1.先糊方式
あらかじめ全体に糊が塗布された専用紙に印刷印字を行い、圧着加工する方法です。
圧着力が強いのが特徴で、個人情報を含む請求書や明細書など親展通知に適しています。
2.PP熱圧着方式
印刷印字した普通紙の接着面に特殊なフィルムを挟み、熱を加えながら圧着する方法です。
圧着力は先糊方式より弱いため秘匿性の高い通知には不向きですが、光沢感があり高級感を演出したい場合に最適です。
3.UVニス圧着方式
印刷印字した普通紙の接着面にUVニスを塗布して熱を加えながら圧着する方法です。
PP熱圧着方式同様に圧着力が弱いため、秘匿性の高い通知には不向きである一方、光沢感に優れています。
加えてこちらの方式の場合は、フルカラー写真やイラストを使用したビジュアル中心の圧着はがきに向いています。
□ 圧着DMのメリットとは?
目にする機会も多い圧着DMですが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
*多くの情報を提供できる
圧着DMの最大のメリットは、何と言ってもはがきに掲載できる情報量が多いこと。
通常はがきの場合、片面にしか情報を載せられませんが、二つ折りの圧着DMであれば両面利用できるため、2倍の情報量を載せられるのです。
つまり、通常はがきと同じ郵便代で倍以上の情報を伝えられるのです。
*開封率が高い
圧着DMは中身が見えないため、受け取った側は中身が気になり開封せずにはいられないという心理が働きます。
自分自身の手でめくって隠された情報を見る圧着はがきは、受け取り側の好奇心をくすぐることで開封率を上げる特性を秘めているのです。
そのため、通常はがきと比べると開封率が高く、内容を確認してもらいやすい傾向があります。
*プライバシーに優れている
圧着DMは外から中面が見えないため、個人情報を含む内容でも第三者に知られることなく安心して郵送できます。
圧着DMは個人情報保護に優れていることから「シークレットはがき」と呼ばれることも。
□ まとめ
圧着はがきをDMとして利用するメリットはお分かりいただけましたでしょうか。
載せられる情報量の多さや開封率の高さ、プライバシーに長けている点など、一口に圧着はがきと言ってもそのタイプは多種多様であるため、利用目的に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。