自宅に届いた郵便物の中に、普通のはがきとはサイズが違ったものを見かけることはないでしょうか。

大判はがきは、通常はがきよりもサイズが大きいために目立ちやすく特別感があります。

大判はがきはサイズが豊富で、相手に強く印象づけるには内容によってサイズを使い分けることが大切です。

本記事では、大判はがきの種類や料金、メリット・デメリット、どのようなシーンで使うのかについてご紹介します。

大判はがきってどんなもの?他のはがきとの違いは?

ポストから取り出した中には、いろいろなサイズやデザインのはがきがあり「何となく」見ていることも多いでしょう。

サイズも豊富で、用途によって使い分けられている大判はがきの種類・他のはがきとの違いについて見ていきましょう。

はがきの種類

サイズ(cm)

郵便料金

大判はがき

長3サイズ: 12.0cm×23.5cm

A5サイズ:14.8cm×21.0cm

B5サイズ:18.2cm×25.7cm

A4サイズ:21.0cm×27.5cm

84円

120円

120円

120円

郵政はがき(普通はがき)

10cm×14,8cm

63円

私製はがき

重量50g以下

最小14cm×9cm

最大23.5cm×12cm×10cm以内

25g以内:84円

50g以内:94円

往復はがき

14.8cm×20.0cm

126円

圧着はがき

N折圧着はがき14.8cm×10.0cm

L折圧着はがき14.8cm×10.0cm

大判圧着はがき

29,5cm×21,0cm

63円

通常はがき

郵便料金込みで販売され、切手を貼る場所に絵などが印刷されています。

絵入りはがきは、見た目に美しくあいさつ状などで利用されることもあります。

お年玉つきの年賀はがき、かもめーるも通常はがきです。

私製はがき

書店やホームセンター・雑貨店で見かける、切手を貼って出すはがきは私製はがきと呼ばれます。

はがき代金+郵便料金84円で利用可能で、旅先からのお便りや友人への私信など、さまざまなシーンで利用されています。

往復はがき

返信が必要な時に使われるはがきで、同窓会や結婚式の出欠連絡などで利用されています。

通信販売などを利用すると、キャンペーン情報などが記載された往復はがきが届くこともあります。

往信・返信の2枚分がついた状態で販売されており、送る側は往信用の宛名面が外側になるよう折ってから投かんします。

受け取った方は返信だけを切り取って投かんし、往信用は保管しておきます。

圧着はがき

印刷したはがきの上に糊を塗布し、熱圧力をかけて接着させたもので見た目は通常のはがき

に見えます。

通常はがきよりも多くの情報を伝えられるため、商品やサービス内容などを顧客に伝えたいときに適しています。

大判はがき

通常はがきよりもサイズが大きく種類が豊富で、写真やイラストなどビジュアルにインパクトのあるデザインが特徴です。

サイズによってはがきの見せ方が違いますので、訴求したい内容で大きさを変えていく必要があります。

はがきサイズが大きな分だけ多くの情報を伝えられるため、チラシよりも宣伝効果の高いマーケティング方法として利用されています。

長3サイズ

長3サイズは大判はがきの定型サイズで、普通はがきと比較すると縦に長く多くの情報を入記載できます。

商材のキャンペーンや、新商品などを案内するために使われています。

主張しすぎないため、手に取ってみられることが多く、印刷費用もリーズナブルで、宅配サービスによる「メール便」でも利用可能です。

A5サイズ

A5サイズは、普通はがきの2倍面積があり、多くの情報をコンパクトに詰め込めます。

見かけることは少ないですが、他のはがきと差別化されやすく、手に取られやすいサイズです。

インパクトのあるDMや案内状に利用されることが多いようですが、定形外郵便物になるため、発送料金が高くなるのがデメリットになります。

 B5サイズ

オープンキャンパスの案内などは、A5・B5の大判を使うことが多く、相手に情報を伝えやすいサイズです。

この大きさになると、ビニール袋などに入れられ汚れたり折れたりしないようにメール便が使われることもあります。

 A4サイズ

大判はがきではレギュラーなサイズで、情報をつめ込めるだけではありません。

テキストや写真・イラストを使い、企業や商材をアピールできます。

定形外郵便は、インパクトがあるだけでなく、顧客が知りたい情報をわかりやすく伝えられます。

他の郵便物の中に混ざることもありませんし、大きなはがきは捨てにくいメリットがあります。

大判圧着はがきの料金と特徴

大判圧着はがきは、通常はがきよりも多くの情報を届けられるのが魅力です。

手間がかからず、心理的効果により開封率が高いため、サービスの利用や商品の購入

が期待できます。

プライバシーにも配慮されている

通常はがきでは、重要な情報を届けられません。

大判圧着はがきであれば、高いセキュリティに守られているので安心です。

一度開封すると、戻りにくい作りになっており安全性が高いのも特徴です。

開封率が高い

圧着はがきの魅力は、中面だけでなく背面にも情報を入れられ、視覚に訴えやすくインパクトがあることです。

開かないと中身が見えないので、受け取った側の好奇心をくすぐり、開封したくなる気持ちにさせます。

圧着方法も選べますので、紹介したい商品やサービスに合わせて使い分けてください。

糊タイプは普通はがきと同じ紙質ですが、ニスやフィルム圧着にすると高級感が生まれます。

情報に適した圧着はがきにすれば、より内容を魅力的に見せられるので、案内状としての効果が高まります。

最適な情報が送れる

豊富な情報を届けるのであれば、はがきよりも封書にチラシやカタログを封入する方が費用効果が高くなります。

興味がないものを封書で送っても、開封されずに捨てられてしまうケースもあります。

大判はがきよりも多くの情報が掲載できますし、サイズや折り方を選べば、さらにスペースが増えインパクトのあるものになるでしょう。

料金は高め

封入などの作業もなく、圧着大判はがきであれば無駄な経費も必要としなくなります。

ただし、通常の大判はがきよりも印刷面が多くなり、圧着するために料金が高くなります。

コスト面を考えるのであれば、圧着はがきではなく通常の大判はがきの方がよいでしょう。

A4大判はがき

1,000部印刷

20,803円(税込)

A4圧着大判はがき(観音折り)

1,000部印刷

53,000円(税込)

 

 

大判はがきの料金は封書より安い

封書を使えば、多種多様なチラシやクーポンなどを送付できますが、開封率を考えると1枚で多くの情報を簡潔に伝えられる大判はがきが便利です。

それだけでなく、印刷代金や作業費用を比較しても、大判はがきの方が安くなります。

 

印刷・作業にかかる費用

大判はがきと封書をDMにした場合、どれくらいのコストがかかるのか以下の表でまとめました。

 

種類

特徴

印刷代金

大判はがき

はがきに印刷のみで安価

1,000部印刷で約20,000円

封書

チラシの枚数によりコストがかかる

作業費用もプラスされるので、業務効率は低い

封書のみで10,000円~

チラシ印刷代金は別料金

 

印刷料金だけを見れば安く見えますが、チラシ印刷料金は別になり枚数が多いと高額になります。

封書にチラシを入れる手間がかかるなど、人件費も発生しますので作業効率も低下するでしょう。

大判はがきは、面の部分に情報を掲載できるので開封の必要がなく、エコロジーな一面もあります。

 発送費用

大判はがきは、長3サイズ以外は定形外郵便となり発送料金が違います。

封書はサイズと重さで料金が決まるので、どちらが安い・高いとは言えません。

ただし、大判はがきは郵便だけでなくメール便を利用することでコストパフォーマンスをあげられます。

印刷から発送料金込みでメール便が利用できる、お得なサービスもあります。

定形外の大判はがきは、郵便以外のほうがお得になりますので、比較検討してください。

H2. 大判はがきを利用するメリット

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大判はがきはサイズも豊富で、広い面を使うと情報を簡潔に伝えられます。

普段は使うことがない方も、大判はがきのメリットを知れば利用したくなるはずです。

ここでは大判はがきのメリットをご紹介していますので、使い道に合わせて利用してみましょう。

デザイン性の高いはがきができる

封書と違って、ダイレクトに文字や写真が目に飛び込むのがはがきの魅力です。

セールスの電話より、的確に伝えたいことをデザインしてはがきに詰め込めますので見てもらいやすくなります。

大判はがきはスペースが多いため、写真やテキストの配置を考えて個性豊かなデザインを作成できます。

内容が見やすく目に止まりやすいためDM向き

デザイン性が高いはがきは目を引きますから、受け取った側は「何が書かれているか」「あて先はどこから」などが気になるでしょう。

大判はがきは目に止まりやすいため、商品やサービスを訴求するDMに向いています。

写真が大きければ、文字よりも記憶に残りやすく、後で思い出されることも多くなり購買や利用につながりやすいです。

発送後の開封率が高い

開封が必要ない大判はがきは、内容も確認しないまま廃棄されることは少なくなります。

大判はがきは、送り先や何の案内であるかを一目で認知されやすいため、まったく内容を確認されないことはありません。

 

認知度を高めたい場合や興味を引きたいのであれば、大判はがきは有効なマーケティング方法と言えるでしょう。

サイズは大きいのにコストがかからない

宛名の下にまでデザインを施し、インパクトが強い訴求ができる大判はがきは定形郵便物の最大サイズです。

普通はがきの63円に対して大判はがきは84円と料金が高くなりますが、2,000通以上であれば広告郵便物として、8%〜44%割引されます。

発送枚数が多くなるほどコストパフォーマンスに優れ、効果的な広告媒体として利用できます。

大判はがきを利用するデメリット

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インパクトがあるので商品やサービスのアピールには向いていますが、印刷や発送費用を含めると普通はがきよりも高くなります。

レイアウトを考えるまでには時間がかかりますし、人々の関心を引くためにデザインを考えるのも時間がかかるでしょう。

費用を抑えたいならば、大量に送付依頼できる内容にすることです。

印刷料金も、送付費用も枚数が増えれば単価が低くなりますから、大判はがきに記載したい内容と数量ではがきサイズを決めることが大切です。

大判はがきはDMにもおすすめ

顧客の呼び戻しなどに使われるDMは、普通はがきよりも情報量が多い大判はがきが適しています。

大きなスペースを有効活用すれば、普通はがきよりも内容がわかりやすくなるからです。

どのような使い方をすれば、DMとして効果を発揮するでしょうか。

DMサイズは情報量で決める

インターネットが主流の時代になりましたが、大判はがきを使った販促方法はリピーターの反復率が高い販促方法です。

既存顧客はもちろんですが、休眠顧客など属性にマッチした情報を送ることで、効率的なマーケティング活動ができます。

大きなサイズで文章だけ並んでいると、最後まで読んでもらえません。

情報は文章だけでなく、写真やイラストを使えばPR効果を高めることができます。

DMには主にA5・A4サイズが使われるのも、多くの情報が見やすくレイアウトしやすいからです。

編集ソフトを使う

クリエイティブな情報を相手に伝えるDMであれば、編集ソフトを使って個性的なデザインにするとよいでしょう。

編集ソフトをつかって大判はがきを仕上げると、自分のイメージがそのまま伝わりますが、慣れていないと、ハードルが高い作業になります。

クオリティを高くイメージは壊さずに、集客に繋がるDM作成を考えるのであれば、専門業者に依頼するのが最適です。

封筒印刷会社に注文する

イベントやセミナーなど、参加項目を記載した内容で資料として手元に置いておきたい内容であれば、印刷会社に依頼しましょう。

紙質を変更したり、書き込みができるようにしたりと細かなデザインも印刷会社に外注すればイメージ通りに完成します。

封筒・紙袋通販.comでは、通常はがきから大判はがきまで豊富に取り揃えており、ベストプライスで注文可能です。

公式サイトでは簡単入力で見積書が作成できますので、大まかな料金も即日に確認できます。

LINEでは見積り相談に加えて、お得なクーポンも配布中です。

大判はがきを利用したい方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

大判はがきは、普通はがきよりも相手に強く印象づけることができます。

サイズも豊富で、枚数が多くなれば印刷や発送費用が安くなり、受け取る相手の目に付きやすいため開封されやすいのが魅力です。

販促物としてチラシよりも確実に目にしてもらえることからも、顧客の呼び戻しや集客にも高い到達率を実現します。

封筒・紙袋通販.comでは、安心の品質をベストプライスで提供しています。

大判はがきをご利用の際には、気軽に相談してみてください。