取引先へ書類を持ち込む際や顧客に書類を送る際に、封筒を使用することは多いですよね。
封筒はさまざまなビジネスの場面で使用されるアイテムの1つですが、色や大きさだけでなく、材質も封筒選びの重要なポイントであることをご存知ですか。
今回は、封筒に使用される材質の特徴と選ぶ際のポイントについてご紹介します。
□一般的に使用される封筒の材質とは
封筒に一般的に使用されている材質は、大きく分けてクラフト紙、ケント紙、透けないパステル紙、パステル紙の4種類があります。
続いては、それぞれの特徴についてご紹介しましょう。
クラフト紙は、クラフト法と呼ばれる製法でパルプされたものを原料としているため、強度が高く、破れにくいという特徴をもちます。
その丈夫さから、封筒のみならず、重包装用素材としても使用されています。
ケント紙は、表面に塗料などの塗工が一切なく、真っ白で上質な製図用紙です。
紙自体が他のものよりも厚手であることから、インクがにじみにくく、消しゴム跡も比較的目立ちにくい素材と言えるでしょう。
透けないパステル紙は、その名の通り高い不透明性を持つカラーのクラフト紙です。
全7色の中から色を選べるというメリットもありますが、その最大の魅力は内容物を保護できるという点にあるでしょう。
個人情報のような公開したくない情報も、透けないパステル紙が使用された封筒であれば隠した状態で取り扱えるため、親展用封筒として最適ですね。
パステル紙は、透けないパステル紙同様に色のついたクラフト紙です。
パステル調の色合いが非常に魅力的なパステル紙は、透けないパステル紙ほどではありませんが、比較的内容物は見えにくい材質と言えるでしょう。
□封筒の材質を選ぶ際のポイントとは
先程ご紹介したとおり、封筒に使用される材質にはそれぞれ異なる特徴があります。
したがって、封筒の材質を選ぶ際は、求める特徴やどの場面で使用するのかに着目して選ぶようにしましょう。
例えば、内容物にある程度重みがある場合は、封筒は丈夫なものを選びたいですよね。
こうした場合には、クラフト紙の封筒がおすすめです。
一方で、企業がビジネスの場面で使用する社用封筒では、内容物が透けないように、透けないパステル紙の封筒もおすすめです。
フォーマルな印象を与えるため、ビジネスの場面では白色の封筒が使用されることが多いですが、こうした材質の特徴も踏まえて、場面に応じたものを使い分けられると良いですね。
□まとめ
今回は、封筒に使用される材質の特徴と選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
普段は何気なく使用する封筒ですが、特にビジネスなどの特別な場面においては、材質にもこだわった封筒を使用できると良いですね。
封筒選びでお悩みの際は、ぜひ今回ご紹介した封筒の材質にも着目して選んでみてください。