封筒は、ビジネスにおいて欠かす事の出来ないアイテムの一つです。
領収書や請求書の送付、もしくはDMのようなマーケティングの手段としても利用することができます。
ただ一方で、小さなアイテムであるがゆえに、力を入れにくい部分ではあります。
DMなどの効果を最大限に生かすためには、どのようなデザインにしたらいいのでしょうか。
今回は、DMのための封筒のデザインについて、ご紹介したいと思います。
□自社封筒をデザインする
より多くの方にDMを見てもらう時、自社独自の封筒を作ることはそのデザインによって他社との差別化につながります。
また受け手の興味をデザインによって惹きつけることも可能になります。
その時に気を付けたいことは、二点あります。一つ目は、企業のロゴマークなどを入れることです。
これにより、視覚的にもインパクトを与えることができ、文面だけのものよりも受け手の興味を引きつけるためのフックになります。
二つ目は、封筒カラーと企業のイメージカラーを統一することです。
これは企業のブランディング化にもつながり、相手への印象を強めることができます。
□3秒でわかるキャッチコピーを入れる
一般的に、受け手は封筒やDMはもらってから3秒で捨てるか否かの判断を行うと言われています。
そのため、封筒には3秒で見て分かってもらうためのキャッチコピーやお知らせを入れることがポイントです。
お知らせには、相手が中身を更に読みたいと思わせる一文や、セールスポイントなどを記入することが効果的です。
□チケット、割引券などを同封する
上記に述べた3秒でわかるキャッチコピーに通ずるところはありますが、何かのチケットや割引券を同封することも一つの方法です。DMは、相手に何かしらのアクションを起こしてもらう事を目的としています。
その最初の行動のきっかけとして、チケットや割引券を同封することは有効でしょう。
封筒を開けてもらった後は、その中身をすぐに捨てるよりも、目を通してもらえる確率が飛躍的に高まります。
最初に行動を起こさせるきっかけとして、チケットや割引券の同封は有効な手段です。
□紙の素材・サイズを変えてみる
他社との差別化を図る際、DMで使う封筒の素材・サイズや形を変えてみるのも一つの方法です。
封筒の内容が希少なもの、もしくはそれ自体が希少なものと認識されれば、「とりあえず取っておこうか」と見てくれる可能性が高まります。
それゆえ、紙の素材としては高級感のあるもの、形としては、他のものとまとめられないようなものが、DMとして効果的になりえます。
今回は、DMのための封筒をつくる際のコツについてご紹介しました。
まずは自社の封筒をデザインし、表面には分かりやすいメッセージを記入することがポイントです。
また受け手にまず行動を起こしてもらうため、チケットや割引券などを同封することも効果的です。
一つの関心を引き付ける手段として、紙の素材や形をかえてみることもできます。
それぞれに方法を組み合わせることによって、DMの反応率アップに役立ててみてください。