「封筒のデザインは重要なのかな?」
このような疑問を持たれている経営者の方は多いと思います。
確かに封筒といえば茶色で地味なイメージがあり、その重要性について考えることはあまりないですよね。
しかし、送られてくる多くの封筒が地味な中でこだわったデザインの封筒があったら、気になりますよね?
そこで、この記事では封筒のデザインの重要性と封筒をデザインするときに意識しておくと良いことについてご紹介します。
Contents
□なぜ重要なのか?
*開封してもらいやすくなる
封筒は多くの場合、市販の封筒で済ましてしまいがちです。
そのため、多くの場合茶色で地味な封筒ばかり送られてきます。
そんな中でこだわったデザインの封筒が送られてきたら目を引きます。
このようにデザインにこだわることは見た目で差別化できるので、開封してもらいやすくなります。
*好印象につながる
文字は書き手の表情が読み手には分からないので、感情を伝えるためには工夫が必要です。
そのため、感情を込めて書いた手紙でも相手の捉え方によっては好印象になり、反対に悪い印象を相手に与えてしまうこともあります。
しかし、デザインにこだわった封筒を送ることで相手は「細かいところまで気を配っているなぁ」と感じ、手紙を読む前に読み手を惹きつけられます。
*企業イメージを伝えられる
茶色で地味な封筒では、一見しただけではどんな企業なのかイメージがつかず、開封するまで相手にメッセージを届けることはできません。
しかし、封筒のデザインにこだわり企業のイメージをそこに込めることは、相手に企業が大切にしている価値観を視覚的に訴えることが可能であり、共感につながります。
また、企業のロゴやイメージカラーをデザインすることで宣伝効果にもつながります。
□何を意識すると良いのか?
*送る側がどんな企業なのか
初対面の人と話すとき、あなたはどんなことを思いますか?
「この人はどのようなひとだろうか」「緊張するなぁ」などとネガティブな印象を抱くことも多いでしょう。
その反面「良い人そうだった」「仲良くなれそう」などとポジティブな印象を抱くことも少なからずあると思います。
つまり、自分の印象は自分次第で良くすることができます。
封筒においても同じです。
企業のロゴやキャラクター、イメージカラーなど大切にしている価値観を相手に伝えることは、自己紹介と一緒です。
その自己紹介を丁寧にして心を開くことで、相手も歩み寄ってくれます。
そして封筒を手に取り開封することにつながります。
*送る相手がどんな人なのか
普段、私たちは人と話すときに話す相手によって口調が変わることは少なからずあると思います。
例えば、家族や友達と話すときはくだけた口調になり、会社で上司と話すときやお客様と話すときは丁寧な口調になりますよね。
同様に、手紙においても送る相手が若者なのか、それとも働き盛りのサラリーマンなのか、それともご高齢の方なのかを意識することが大切です。
そして、それを封筒のデザインに反映させることで相手は受け取りやすくなります。
*送る内容はどんな内容なのか
もし相手と楽しい話をしようとしているときに、自分が笑顔でなければ相手は戸惑うかもしれません。
封筒は手紙の表情です。
手紙の内容に合わせて封筒をデザインすることも大切です。
伝えたいメッセージは時に明るく楽しいものだったり、暗くて悲しいものだったりするなど様々です。
そのような気持ちを表現することで、手紙の内容もより相手に伝わります。
*どんな色にするのか
封筒の色が企業のイメージカラーであれば、どこの企業から送られてきた手紙なのか分かりやすいです。
また、送る相手や内容によって色を合わせることも良いです。
送る相手の性別や年齢によって、好まれやすい色は違います。
相手に寄り添った色にすることは共感を得ます。
また、明るい内容の手紙であれば明るい色を使い、暗い内容であれば暗い色を使うのも効果的です。
なぜなら、手紙を読む前に封筒の色にメッセージを込めることで、手紙の内容をスムーズに受け取れるからです。
*どんな紙質にするのか
紙質にこだわることも大切です。
色と同様に、相手の性別や年齢を意識して相手に合わせた紙質にすることで、顧客を大切にするイメージにつながります。
また、手紙の紙質と調和させることも大切です。
封筒を開封して手紙に触れたときに、違和感を覚えてほしくないですよね。
□まとめ
今回は、封筒のデザインの重要性と封筒をデザインするときに意識しておくと良いことについてご紹介しました。
封筒のデザインの重要性について普段意識することがない方は驚かれたのではないでしょうか。
ご紹介したポイントを意識して封筒をデザインすることで魅力的な封筒になると思います。
封筒の開封率を上げるためにも、ぜひ工夫してみてはいかがでしょうか。