封筒のフタにする特殊加工について

封筒を作る理由が、商品の販促活動に使うダイレクトメール(DM)や広告を入れるためであれば、なにより重要なのが「開封率」の高さです。

DMを販売促進ツールとして利用する企業や個人事業主にとっては、DMの内容もさることながら、まずは開封をしてもらうこと、つまり開封率アップが最初の関門となります。開封率が悪ければ、いくら封筒や紙を作成しても意味がないので工夫を取り入れることが大切です。

開封率アップのために取られる具体的な工夫は、以下のようなものがあります。

1.官庁や税務署から来るような、オフィシャルな雰囲気のDMにする
2.DM中に入っている特典を少しほのめかす
3.ボールペンなどの小道具を入れて、立体的な異物感をつくる
4.くじびきなど、抽選機能をつける
5.クイズなど、ゲーム性を持たせる
6.期限や数量を限定し、アクションを促す
7.窓空き封筒(二ツ窓)にして商品の一部を見せる(オーダーメイド)
8.ミシンなどを入れてすぐに開けられる工夫をする(オーダーメイド)

今回は、封筒のフタに工夫をする特殊加工についてご紹介します。

開封率を上げる特殊加工
ジッパー加工

郵送物の開封率を上げるためには、封筒を受け取った人が開けやすい、または開けたくなるような仕組みを取り入れることが大切です。
たとえばこの「ジッパー加工」は、ハサミなどを必要としないうえ、切り口が汚くなることなくきれいに封筒をあけることができるので人気があります。小さな子どもの力でも簡単に開けることができるので、とにかく開封率を上げるためにはとても効果の高い加工です。

ミシン目

封筒に「ミシン目」を入れておくと、そこの線に沿ってハサミできれいに切ることもできますし、手で簡単に開封することができます。封筒にミシン目を入れてきれいに切り取れるようにしておくと、その部分にクーポンをつけたり、割引券をつけたりすれば販促効果を高めることもできます。案内状の横に返信用のハガキをつけて、ミシン目で取り外せるようするといった使い方もあります。

マルタック加工

封筒を何度も再利用するために効果的な特殊加工が「マルタック加工」です。これは、封筒のフタと本体に玉ひもをつけています。封筒の紙を破らずに開封ができるので、何度でも開け閉めをすることができます。秘密の文書は、だれかに見られなくない文書、または郵送するときには不向きですが、ご自身で何度も封筒を使うときや、パンプレットなどの資料の受け渡しなどに便利な封筒に加工できます。

 


封筒の開封のしやすさを考えた特殊加工は必須だと思います。そうしたひと手目を加えられるかどうかが真の「お客様視点」と言えるでしょう。

 

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