デジタル化が進んだ現代では、封筒や手紙を使用する機会はめったにありませんよね。
そのため、封筒のサイズ選びで手間取ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、封筒の大きさと切手の代金について解説します。
□ 封筒の大きさと使用シーン
封筒には、主に長型、角型、洋型の三つの形状があります。
それぞれに特徴があり、適切な場面で使用することが重要です。
*長形
1:特徴
長形封筒は縦長のデザインで、和封筒とも呼ばれることがあります。
主に縦書きの書類を収めるのに適しており、定型郵便での送付が可能なサイズが多いのが特長です。
2:サイズと用途
例えば、A4サイズの書類を三つ折りにして収める長形3号は、ビジネス文書や個人的な手紙に多用されます。
また、B5サイズの書類に適した長形4号も、さまざまな文書送付に役立ちます。
*角形
1:特徴
角形封筒は横幅が広く、A4サイズの書類を折らずに封入可能です。
しかし、多くのサイズが定形外郵便となるため、料金計算には注意が必要です。
2:サイズと用途
角形2号はA4サイズの書類をそのまま封入できるため、履歴書や契約書の送付に適しています。
また、パンフレットや重要文書の保管にも利用されます。
*洋形
1:特徴
洋形封筒は空き口が長辺にあり、横長の中身を封入します。
多くのサイズが定形郵便での送付が可能です。
2:サイズと用途
例えば、洋形長3号や洋形特1号は、メッセージカードや便箋の送付に最適です。
ただし、洋形特1号は定形外なので注意が必要です。
□ 封筒の大きさ別切手代金
封筒のサイズによって必要な切手の価格は異なります。
ここでは、一般的な封筒サイズとそれに応じた郵便料金を紹介します。
・角2・角A4封筒
1:重量と料金
角2封筒は約18g、角A4封筒は約15gとなります。
例えば、角2封筒にA4コピー用紙を1枚入れた場合の重量は約23gで、郵便料金は120円となります。
A4コピー用紙を複数枚入れる場合の料金も異なりますので、事前に確認が必要です。
2:Tシャツ送付時の料金
代表的な例として、Tシャツの送付にも角2封筒を利用できます。
半袖Tシャツ1枚の場合、約140gで郵便料金は210円、2枚は約265gで390円となります。
・長3封筒
1:重量と料金
長3封筒は、三つ折りにしたA4サイズの用紙に最適で、定形郵便として扱われます。
A4コピー用紙1枚を入れた場合の重量は約11.2gで、料金は84円です。
2:封筒の厚さと料金
封筒の厚さによっても郵便料金が変わります。
定形郵便の場合、封筒の厚さは1cm以下が基準です。
例えば、長3封筒で薄手の紙を数枚送る場合は、この厚さを超えないよう注意が必要です。
□ まとめ
この記事では、封筒の大きさと使用シーン、およびそれに対応する切手代金について解説しました。
長形、角形、洋形封筒の特徴と用途、さらには角2封筒、長3封筒などの具体的なサイズと切手の必要額を紹介しました。
これらの情報を活用して、効率的で正確な郵送を実現しましょう。
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