封筒に宛名を書いた際に、「御中」の書き間違いに気づいた経験はありませんか。
「御中」は、会社や団体宛ての封筒に書く敬称ですが、誤って個人宛てに書いてしまった、あるいは書き間違いをしてしまった場合、消し方が気になってしまうものです。

しかし、消し方一つで相手に与える印象が変わってしまいます。

この記事では、ビジネスシーンで相手に失礼なく丁寧な対応を心がける社会人経験豊富なビジネスパーソンに向けて、封筒の「御中」を消すための正しい方法を解説します。

□ 封筒の「御中」消し方、どうすればいい?

封筒の「御中」を消す場合、消し方によって相手に与える印象が変わってきます。
消す際に気をつけたい点は、以下の3つです。

1:消し跡が目立たないこと
消し跡が目立つと、丁寧な対応を心がけているにもかかわらず、雑な印象を与えてしまう可能性があります。

2:インクがにじまないこと
インクがにじんでしまうと、せっかくの封筒が汚くなってしまい、せっかくの気持ちも台無しになってしまいます。

3:修正液や修正テープの跡が残らないこと
修正液や修正テープの跡が残ってしまうと、せっかく丁寧に書いた宛名が台無しになってしまいます。

□ 消し方と注意点、そして正しい書き方

では、実際に「御中」を消す方法と注意点を解説していきます。

1:修正液や修正テープを使う

修正液や修正テープは、手軽に手に入りやすい消し方です。

しかし、修正液や修正テープの跡が残ったり、インクがにじんでしまう可能性があるため、注意が必要です。
修正液や修正テープを使う際は、以下の点に注意しましょう。

・修正液や修正テープを塗る前に、しっかりと乾かしてから塗りましょう。
・修正液や修正テープが乾くまで、触らないようにしましょう。

2:消しゴムで消す

消しゴムは、修正液や修正テープに比べて、跡が残りにくいというメリットがあります。

しかし、消しゴムで消す場合、インクが完全に消えないことがあります。
消しゴムで消す際は、以下の点に注意しましょう。

・消しゴムで消す前に、しっかりと乾かしてから消しましょう。
・消しゴムで消す際は、強くこすりすぎないようにしましょう。

3:修正ペンを使う

修正ペンは、修正液や修正テープに比べて、インクがにじみにくいというメリットがあります。

しかし、修正ペンのインクが乾くまでに時間がかかるため、注意が必要です。
修正ペンを使う際は、以下の点に注意しましょう。

・修正ペンを塗る前に、しっかりと乾かしてから塗りましょう。
・修正ペンが乾くまで、触らないようにしましょう。

4:正しい書き方

「御中」を消した後は、正しい書き方で書き直しましょう。
正しい書き方は、以下の通りです。

・会社名と役職名の上に「御中」と書き、その下に氏名を書く。
・氏名の後に「様」と書く。
・会社名と役職名は、封筒の左側に書き、氏名は右側に書く。

□ まとめ

封筒の「御中」を消す際は、消し方によって相手に与える印象が変わります。
消し跡が目立たないこと、インクがにじまないこと、修正液や修正テープの跡が残らないことに注意して、丁寧に消しましょう。

また、消した後は、正しい書き方で書き直すことも忘れずに行いましょう。
これで、相手に失礼なく、かつきれいに修正できます。

 

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