ビジネスシーンで書類を送る際に、封筒の折り方や書類の入れ方に迷うことはありませんか。
相手に失礼のない、正しい封筒の折り方や書類の入れ方を、A4用紙を例に分かりやすく解説します。
相手に好印象を与えられる封筒の選び方や、具体的な方法と注意点を詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

□ A4書類を封筒に入れる際の折り方

1:和封筒(縦封筒)の場合

和封筒は、縦書きで宛名を書く封筒です。
A4サイズの書類を入れる場合、角2封筒長3封筒長40封筒など、さまざまなサイズがあります。

角2封筒
角2封筒は、A4書類を折らずにそのまま入れることができる封筒です。
書類の表側が封筒の宛名を書く方向になるように、封筒の口が開いている方向に書類を入れます。

長3封筒
長3封筒は、A4書類を三つ折りにした際に使用する封筒です。
A4書類を三つ折りにし、文頭が右上にくるように置きます。
下から3分の1を折り上げ、さらに上から3分の1を下に折り重ねて三つ折りにします。
封筒を裏にした状態で、折った書類の書き出しが右上にくるように封筒に入れます。

長40封筒
長40封筒は、A4書類を四つ折りにした際に使用する封筒です。
A4書類を四つ折りにし、文頭が右上にくるように置きます。
下から半分を折り上げ、さらに半分を下に向かって折り重ねて四つ折りにします。
封筒を裏にした状態で、折った書類の書き出しが右上にくるように封筒に入れます。

2:洋封筒(横封筒)の場合

洋封筒は、横書きで宛名を書く封筒です。A4書類を封入する場合は、洋3封筒が一般的です。

・洋3封筒
洋3封筒は、長3封筒と同様、書き出しの部分が上になるように後から折り込み、書類の右上が封筒の右下に位置するように入れます。

・A4書類を三つ折りにする
洋封筒の場合、A4書類を三つ折りにする方法は和封筒と同じです。
文頭が右上にくるように置き、下から3分の1を折り上げ、さらに上から3分の1を下に折り重ねて三つ折りにします。
封筒を裏にした状態で、折った書類の書き出しが封筒の表から見て下にくるように封筒に入れます。

3:注意点

封筒に入れる際は、以下の点に注意しましょう。

・読みやすさ
書類は読みやすく、取り出しやすいように折り目は少ない方が良いとされています。

・受け取る側のことを考える
用紙を入れる向きも、受け取る側のことを考えて、すぐに読み始められる封入の仕方を意識しましょう。

□ A4書類を折らずに封筒に入れる方法

1:折らない方が良い書類

折らない方が良い書類には、以下のものがあります。

・履歴書
・重要な申請書類
・写真
・図面
・本や冊子

2:A4サイズを折らずに入れられる封筒

A4サイズを折らずに入れられる封筒は、角形2号、角形20号、角形A4号などがあります。

3:封筒に入れる方法

書類を折らずに封筒に入れる場合、封筒の宛名が書いてある表面と書類の表面を合わせるようにして入れます。
封筒を開けて書類を取り出したときに表面が見えるように入れるようにしましょう。

□ まとめ

ビジネスシーンで書類を送る際には、封筒の折り方や書類の入れ方に注意が必要です。
和封筒、洋封筒それぞれの折り方や封入方法を理解し、相手に失礼のない丁寧な封入を心がけましょう。
また、折らない方が良い書類は、角形2号などの大きな封筒を使用し、書類の表面が封筒の宛名と合うように入れましょう。
これらの情報を参考に、相手に好印象を与えられるような封筒の選び方と封入方法をマスターしましょう。

 

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