普段封筒をあまり使わない方、いつもとは違う大きさの封筒を使おうとしている方に、ご質問です。
封筒を送る時の料金をご存知ですか?
実は、封筒の大きさや重さによって郵送にかかる料金は変わってきます。
みなさんはこんな経験ありませんか?
「82円の切手を貼って送ったのに、相手に届かずに返ってきてしまった。」
こんな時に考えられる原因の1つが、切手の料金が不足していることです。
切手の料金が足りていないと、相手に届くことはなく返ってきてしまいます。
例えば、締め切り期限のギリギリの封筒を郵送するときにこのような状況になったとします。
自分は、締め切りの期限に間に合ったと思っていても、相手に届いていないという事態になるかもしれません。
一度郵便局で整理されて返ってくるので、その整理の作業の間に締め切り期限が過ぎてしまいます。
締め切り期限に遅れることは、その期限に対して遅れてしまうだけでなく、あなたの信用にも関わってきます。
たった、数十円足りなかっただけかもしれません。
しかし、その数十円で失うものはとても大きなものになってしまうかもしれません。
そこで今回は、このようなことが起こらないように、封筒のサイズのルール、サイズによる郵送にかかる料金をご紹介します。
□封筒のサイズ
封筒を送る時にサイズを意識して使っていますか?
中身が入るサイズで選ぶことも重要です。
しかし、サイズの選び方はこれだけではありません。
実は、郵送の際にかかる料金についてルールが決められています。
そのルールによって、料金は変わります。
サイズが小さいと安く、大きいと高くなります。
ですので、折って入れても問題のない中身で、折ったら小さな封筒に入るのなら折った方が良いですよね。
このように、サイズや料金から選んで中身を折ることで調整することもできます。
では、どのようなサイズがあるのでしょうか。
大きく分けると2つの種類に分かれます。
1つ目は、定形郵便物です。
こちらは最高で50gまで入れられます。
2つ目は、定形外郵便物です。
この定形外郵便物は「規格内」と「規格外」に分かれています。
この差は大きさと入れられる重さです。
「規格内」は1㎏まで入れられます。
「規格外」は4㎏まで入れられます。
これらのサイズからどの封筒を使うかを決めて、中身をその大きさに調整します。
しかし、このサイズは郵送の際に使われるサイズのルールです。
実は、もっと細かいサイズの種類が封筒にはあります。
大きさや材質などで細かく分かれる封筒の種類ですが、郵送の際は定形郵便物、定形外郵便物の2つに分かれます。
定形郵便物か定形外郵便物のどちらを使うのか、決めた種類の範囲内でさらに、どの種類の封筒を使うのかを選ぶ必要があります。
次回、封筒を選ぶ際には一度どの封筒にするのかをじっくり調べてみてください。
□サイズと重さで決まる料金のルール
封筒を郵送する時は、サイズと重さによって料金が決まります。
これにより、ポストに入れる前に料金をしっかりと確かめられます。
料金を確かめてからポストに出すので、料金不足で返ってくることを防げます。
では、定型郵便物と定形外郵便物のそれぞれの料金を以下にご紹介します。
*定形郵便物の場合
重量が25g以内:82円
重量が50g以内:92円
*定形外郵便物
規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内とします。
重量が50g以内:120円
重量が100g以内:140円
重量が150g以内:205円
重量が250g以内:250円
重量が500g以内:380円
重量が1kg以内:570円
規格外は、以下の価格となっています。
重量が50g以内:200円
重量が100g以内:220円
重量が150g以内:290円
重量が250g以内:340円
重量が500g以内:500円
重量が1kg以内:700円
重量が2kg以内:1,020円
重量が4kg以内:1,330円
少し細かいですが、定形郵便物、定形外郵便物の「規格内」、「規格外」で分かれています。
□それでも不安な方にお教えする解決策
重さとサイズで決まったルールに合わせた料金を払っても不安かもしれません。
サイズは決まっているので困ることはないと思いますが、重さは不安があるかもしれません。
「家の計量器が正しくないかもしれない。」
「郵便局との計量器との差があるかも。」
こんなことを考えてしまうと不安ですよね。
そこでそんな方に向けて、安心の方法をご紹介します。
その方法とは、郵送したい書類をそのまま郵便局に持っていくという方法です。
わざわざ直接持っていくのは面倒かもしれません。
しかし、本当に大切な書類なら直接持って行ってでもしっかりと届けたいですよね。
また、郵便局は駅の近くにあったり、町に1つはあったりと比較的に行きやすいところにあります。
郵便局に直接郵送したい書類を持っていくと、その場で重さを測ってもらい、そのまま支払いを行います。
この方法なら安心できますよね。
□最後に
今回は、封筒のサイズや郵送料の基準についてご紹介しました。
一見、何気ない封筒ですが、様々なルールがあることがご理解いただけたと思います。
郵送を行うときは、この記事を見て封筒のサイズと重さのルールに気を付けて料金を払いましょう。