封筒をオーダーメイドで作成したいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
同じ封筒でもさまざまな紙の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
そのため、封筒を作成する際には紙までこだわるのがおすすめです。
そこで今回は、封筒でよく使用される紙の種類とその特徴を説明します。
□封筒でよく使用される紙の種類とは
普段なかなか封筒に使用されている紙にまで注目することがないため、どのような紙が使用されているのかイメージできない方も多いですよね。
封筒の紙はかなり多くの種類がありますが、今回はその中でもよく使用されているもの3つを紹介します。
特徴も合わせて確認していきましょう。
まず1つ目は、上質紙です。
上質紙は白色の封筒でよく使用されています。
光沢やツヤが少ないことが特徴で、強度が高く、透け防止にも優れています。
また、コピー用紙にもよく使用されていることから、文字が印刷しやすく読みやすい特徴もあると言えるでしょう。
2つ目の色上質紙は、上質紙を染色して色をつけたものです。
色付きの封筒によく使用されており、光沢が少なく柔らかい発色が特徴です。
上質紙と基本的に同じ特徴だと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
3つ目のクラフト紙は、茶封筒によく使われています。
封筒と聞いて茶封筒を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そのため、クラフト紙は意外と知っている方が多いと思います。
そんなクラフト紙の大きな特徴は、強度に優れていることと透けにくいことです。
□クラフト紙の3つの種類について
先ほど説明したクラフト紙ですが、実はクラフト紙も主に3つの種類に分けられます。
3つの種類は晒し(さらし)の程度によって決まりますが、そもそも晒しがどのようなものかわからない方も多いですよね。
晒しとは、もともと濃い茶色のクラフト紙を漂白して色を変えることです。
晒しの程度によって、未晒クラフト、半晒クラフト、晒クラフトの3つに分かれます。
いずれもクラフト紙であるため、強度に優れていることが特徴です。
区別するためには、色を基準にすると良いでしょう。
未晒クラフトが濃い茶色、半晒クラフトが明るい茶色、晒クラフトが白色です。
また、茶封筒では半晒クラフト紙がよく用いられているため、合わせて確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、封筒でよく使用される紙の種類とその特徴を説明しました。
封筒にはさまざまな種類の紙が使用されていて、種類によって特徴が異なります。
また、クラフト紙にも3つの種類があるため、違いを区別しておきましょう。
封筒の紙の種類でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。