窓付封筒の特徴と用途はどのようなもの?詳しく解説します | オリジナル封筒・紙袋・印刷の知恵袋

皆さんは窓付封筒について知っていますか。
それは、封筒の中身が透明のフィルムによって見えるようになっていて、宛名が書かれているものです。
名前を聞いたことが無くても、一度は目にしたことがあるといった方が多いのではないでしょうか。
実は、あの封筒には様々な用途があるのです。
そのため、窓の付いていない封筒と使い分けすることが良くあります。
窓付封筒にはどのような特徴があり、どういった際に使用されるのでしょうか。
今回は、窓付封筒の特徴や用途などを詳しく解説していきます。

Contents

1 □特徴
2 □用途
- 2.1 ＊請求書や資料送付などに
- 2.2 ＊開封率を上げることも
3 □ルール
4 □まとめ

□特徴

では、特徴をいくつか見ていきましょう。

＊中身を外から確認できる

窓付封筒は封筒が部分的に透明になっています。
多くの場合、封筒を横にした時の左側上部に透明な窓が付けられているでしょう。
そのため、封筒の中に何が入っているのかを外から簡単に確認することができるのです。
開封前に封筒の中身が分かると、安心して封筒を開けられますね。

＊オーダーメイドなら自由なデザインが可能

「デザインを凝ったものにしたい」
「他のとは違った窓付封筒を作ってみたい」
このような方は、オーダーメイドで窓付封筒を作ってみてはいかがでしょうか。
オーダーメイドなら窓の位置を自由に決めることができるだけでなく、デザインを設定したり窓の大きさを変えたりすることができるのです。
さらに、複数の窓を封筒につけることができるので、封筒の中身のイラストやデザインを見せつけることも可能です。
しかし、窓付封筒にはある一定のルールがあるので、そこには注意が必要です。

＊封筒に宛名を書かなくても良い

宛名が書かれた部分を外から覗けるようにしておくことで、封筒に宛名を記載する必要がなくなります。
これによって、雨や汚れなどによって封筒が汚れてしまって宛名がかすれて見えなくなる、といったことを防ぐことができます。
また、宛名を封筒に書く、または印刷するといった手間を省くことも可能です。

＊入れ違いを防止できる

大事な書類が入った封筒では、入れ違いが無いか不安になることもあるでしょう。
窓付封筒では窓から宛名が覗けるので、どの封筒に誰宛の書類が入っているのかを確認できます。
そのため、一度封をしてしまった後でも確認ができるので、入れ違いの防止に繋がります。
さらに、開封前に自分宛の書類が来ているのかどうかを確認してもらうこともできます。
万一違う人の書類が送られてきても、開封前に気付くことができます。

□用途

窓付封筒はその特徴から、様々な用途に使用されます。
ここでは、二つの用途を紹介します。

＊請求書や資料送付などに

一般的に、料金の請求書や契約内容の確認、資料の送付などに使用されることが多いです。
これらの書類は多くの人に対して送付することが多いので、たくさんの封筒を用意しなければなりません。
さらに、宛名の記載を省略することができるので、中身の書類に宛名を記載するようにしておけば時短にも繋がります。

＊開封率を上げることも

先ほど述べたように、オーダーメイドでは複数の窓をつけることができます。
そのため、一か所は宛名を、もう一か所はイラストや伝えたいポイントを記載するなどのように使用することができます。
中が見えない封筒よりも、そういったものの方が開封率が上がる可能性があります。
せっかく送るのですから、封筒を開けて中を見てほしいですよね。

□ルール

＊位置

オーダーメイドでは比較的自由にデザインを決めることができます。
しかし、どこに窓をつけても構わないというわけではないのです。
例えば、封筒は上の方に郵便番号を記載するところがあります。
そのスペースは開けておく必要があります。
また、宛名専用の窓は以下のように設置しなければなりません。
・封筒が縦：上部
・封筒が横：左上、あるいは左側
そして、宛名以外の窓はその反対側に設置する必要があります。
・封筒が縦：下部
・封筒が横：右下、あるいは右側