ビジネスマナーを重視し、細部まで気配りを忘れないようにしている方も多いことでしょう。
封筒の正しい閉じ方、特に紐付き封筒の適切な扱い方について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
相手に好印象を与え、スムーズなコミュニケーションを図るために、正しい紐付き封筒の閉じ方と、ちょっとした工夫をご紹介いたします。

□ 紐付き封筒の閉じ方とは?

紐付き封筒は、その名の通り紐で留めるタイプの封筒です。
書類や大切な品物を相手に安全に届けるために、古くから使われてきました。
最近では、高級感や丁寧な印象を与えることから、ビジネスシーンでも再び注目されています。

1:ハの字結び

紐付き封筒の一般的な結び方は、八の字結びです。
ボタンの周りに紐を巻き付け、時計回りに「∞」の形になるように結びます。
この結び方は、見た目も美しく、封筒が開きにくいので、書類などの大切なものを送る際に最適です。

2:補強

郵送する場合は、紐の端をガムテープなどで補強するのが一般的です。
紐が外れてしまうのを防ぐだけでなく、丁寧な印象を与えます。
テープの色やデザインにも気を配り、会社のロゴマークが入ったテープを使うなど、ちょっとした工夫で、より良い印象を与えることができます。

□ 紐付き封筒の郵送時の注意点

紐付き封筒は、相手にスムーズに中身を取り出してもらうためのものでもあります。
そのため、過度なテープ貼りや紐の巻き過ぎは、かえって相手に不快な印象を与えてしまう可能性があります。

1:紐が外せるように

過度なテープ貼りやのり付けは避け、紐が簡単に外せるようにしましょう。
封筒を開く際に、テープやのりで苦労するようでは、せっかくの丁寧な心遣いが台無しになってしまいます。
また、相手に「丁寧に見せかけの行為」と捉えられてしまう可能性もあります。

2:巻き過ぎに注意

紐の巻き過ぎにも注意が必要です。
三周程度を目安に、多く巻きすぎないようにしましょう。
紐をたくさん巻くと、封筒を開く際に時間がかかってしまい、相手に負担をかけてしまいます。
ちょっとしたことですが、このような気配りが、相手への印象を大きく左右します。

3:郵送先

郵送先によって、封筒の選択も変わってきます。
例えば、役場や税務署などの公共機関へは、紐付き封筒は必要ありません。
また、紐付き封筒は、一般的な封筒と比べて値段が高いという側面もあります。
日常的な郵送には、安価な一般的な封筒を使用し、コスト削減に繋げましょう。

□ まとめ

紐付き封筒は、相手に丁寧な印象を与えるだけでなく、書類などを安全に届けることができる、便利な封筒です。
しかし、正しい閉じ方や郵送時の注意点を理解していないと、相手に失礼な印象を与えてしまう可能性もあります。
今回の記事で紹介したポイントを参考に、相手への気配りを忘れずに、より良いコミュニケーションを築きましょう。
相手に好印象を与えるだけでなく、会社のイメージアップにも繋がるはずです。

 

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