こんにちは!
「オリジナル封筒・紙袋・印刷の知恵袋」を
運営しております封筒職人よしだです。
弊社が属している団体の月刊誌に、
「あなたの考える自立型企業とは?」
というトピックがあります。
私、毎月ここをとても楽しみにしているのですが、
みなさんの考える「自立型企業」って
どんな企業でしょう?
今、私が思う自立型企業は、
「景気や外部環境のせいにしない、
だって景気が悪いとか、外部環境が
悪いとかっていうことではなくって、
自らが挑戦し、自らが道を切り開く企業」
でないかと思います。
仕事って、家庭って、人生って、
楽をするほどつまらなくなり、
挑戦するほど楽しくなると思いませんか?
チャレンジが人を磨き、
磨いた結果として幸せになる。
今日も一日、色々なことに挑戦して、
楽しく充実した一日にして参りましょう。(^^)
『紙袋の展開図/テンプレートの作成方法』
印刷データを作成する時、
その展開図を作るのに時間と手間がかかると思います。
本日は、紙袋の展開図を作成するポイントを
まとめたいと思います。
紙袋は、マチ(奥行き)付きの袋を指します。
フタがないものは「角底袋」、
フタがあるものは「保存袋」、
紐が付いたものは「手提げ袋」、
と呼びます。
特殊なものでは、
穴の持ち手が付いた「柄抜き袋」、
なんかもあります。
手提げ袋を例にして、
これら紙袋の展開図/テンプレートの、
説明をしてみます。
『手提げ袋の展開図を作成する7つのポイント』
図1.手提げ袋の展開図
図2.手提げ袋の底から見た図
1.紙袋の展開図は、図1のように、
長方形になります。展開図は右から、
「糊代→マチ→正面→マチ→裏面」
となります。
2.手提げ袋の場合は、展開図の上部に、
折り返し部分が必要です。
紐付けの補強の為に、折り返して、
厚紙(口ボール)が付く部分になります。
効率的な紙の取り方にもよるのですが、
45mm(40mm~)が一般的です。
3.平紙の状態で印刷しますので、
手提げ袋全体への印刷が可能ですが、
糊が付く部分の印刷ははずします(白抜き)。
一般的には、上記ブルーの網掛け部分が、
印刷可能な範囲となります。
4.外周トンボ4ヶ所と、
折トンボ8ヶ所をお付け下さい。
下の折トンボは、折りの目印として、
5mm程度、出来上がり面に入れてくださると、
品質よく仕上がります。
下の折りトンボは手提げ袋出来上がり時は隠れます。
5.角底袋の底の長さは、マチの0.8掛けが
一般的です。マチ90mmの場合は、
90mmx0.8=72mmとなります。
マチ80mmの場合は・・・、
80mmx0.8=64mmです。
6.紙袋全体に印刷がある場合は、
縦糊代に7~8mm塗り足しをします。
塗り足しがないと、白が出て、
見栄えの悪い手提げ袋になってしまします。
(勿論、事前にお知らせしますが・・・)
7.下記印面で印刷を行った場合、
底から見ると、図2のように額縁形となります。
以上が基本形となりますが、
制作実績の中には、2枚の紙を貼りあわせた、
二枚貼りの大きな手提げ袋もあります。
様々なノウハウがありますので、
どんな仕様であっても、
お気軽にご相談くださいませ。
尚、紙袋、及び、封筒の展開図/テンプレートは、
弊社サイトから無料でダウンロード可能です。
是非、お試しください(^^)。