自社の認知度や信頼度向上のために、自社オリジナルの封筒を使用している会社は大変多いです。
また、宛名書きや社名書き、印刷ミスの予防といった経費削減や社員の仕事カット、リスクヘッジといった観点からもオリジナル封筒は会社の業務を大きく手助けしてくれます。

しかしいざ封筒を作成するとなると、悩みの種となることの一つが、封筒サイズの選び方です。
会社で使用する様々な書類に対応した封筒を作成しなければなりません。

せっかく作ったオリジナル封筒も普段必要な書類のサイズにあってなければ意味がありません。
また、大きい書類を入れるのに対応して大きめのサイズの封筒を作成すると、その分コストがかかってきます。

そこで今回は、封筒のサイズ別の使い方やオリジナル封筒作りのコスト相場を封筒のサイズやデザイン別にご紹介します。

□サイズ別の用途と相場

封筒サイズには様々なものがあります。
普段あまり聞きなれないかと思うので、どれにすればいいか迷ってしまいます。

そこでサイズごとにそのサイズの封筒がどういった書類を入れるのに適しているのか、作成するにあたりどれだけのコストがかかるのかを説明していきます。

長3封筒

A4サイズの三つ折りがすっぽり入り、あらゆる場面で重宝される長3封筒
ビジネスの現場や家庭で最も頻繁に使用されるサイズの封筒であり、書類や伝票を入れる際に使われます。

このサイズの封筒をオーダーメイドで作成する場合の相場は1部あたり10円から30円ほどかかります。

長4封筒

B5サイズの三つ折り、四つ折りがぴったり入る長4封筒
長3封筒よりも一回り小さく、L判写真がそのまま入る便利な封筒です。

このサイズの封筒をオーダーメイドする場合、1部あたり5円から25円ほどのコストがかかります。

角2封筒

角2封筒は、A4サイズの書類を、一切折ることなく入れることができるため、雑誌や本などといった分厚い書類や、折り目を入れることができない重要な書類などを封入するのに適しています。
これらの封筒はサイズが大きいため、長3封筒よりもコストが多くかかってしまいます。

価格の相場は1部あたり15円から35円ほどです

角3封筒

角3封筒は、角2封筒と同じく雑誌や書籍など、分厚くて折り目を付けられない書類を入れるために用いられる封筒です。
しかし、角2よりも少しだけ小さいため、分厚い書類ではあるものの、角2型を使うほどでもない、という場合に用いられます。

価格の相場は角2型とほぼ同じで、1部あたり15円から35円ほどとなっています。

角20封筒

角20型はA4サイズの書類をそのまま入れることができるサイズの封筒で、履歴書など比較的枚数が少なめの書類を入れる際によく使われる封筒です。
角2型では分厚すぎるという時に使用しましょう。

角20型の相場は角2型よりも少し安く、10円から25円ほどとなっています。

洋2封筒

洋2封筒はA5の二つ折りが入るサイズの封筒となっています。
一般的な手紙を送る際に使われるのがこの洋2封筒です。
デザイン性にも優れているためお客さんや大切な友人に送る際にうってつけの封筒です。

洋2封筒作成料金の相場は10円から25円ほどで角20とほぼ同じ料金となっています。

洋長3封筒

洋長3封筒は、A4の三つ折りサイズがすっぽり入る大きさの封筒です。
ダイレクトメールを入れる封筒として頻繁に用いられています。

また、ダイレクトメールによく使われるという特性上、窓付のものが多く製造、販売されています。
洋長3封筒の価格の相場は20円前後となっており、窓を付けるとなると窓の位置や数によって追加の料金が発生します。

封筒を作成するといっても、様々なサイズがあり、どのサイズで作ればいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
サイズ選びを間違えて、あまり使わない大きさの封筒を作ってしまうと、封筒が無駄になってしまいます。

また、念のために大きめ封筒を作ると、費用がかなりかかってしまいます。
そのため使用する頻度の高い書類に合わせて、適切な封筒サイズを選ぶことが大切です。

オーダーメイドで封筒を作るにあたり、もちろんデザイン性も大切ですが、サイズ選びも重要です。
それぞれの封筒を使う状況や頻度に合わせて、適切なサイズを選びましょう。

 

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