「封筒を多くの方に開封してもらいたい」
「開封してもらうためにはどのような工夫ができるのだろう」
新規顧客の獲得や、既存顧客のリピート率の向上など、様々な目的を達成する手段として使われるダイレクトメッセージですが、皆さんはどのような封筒を使っていますか？
封筒には特殊加工というものがあります。
この特殊加工を用いることで、あなたの封筒はより良いものに進化するでしょう。
しかし、特殊加工がどんなものかよくわからない方も多いはずです。
そこで今回は、封筒の特殊加工の種類と特徴について詳しく解説します。
□エンボス加工
エンボス加工は、紙を裏側から押し出す加工のことです。
紙を浮き上がらせることで、文字や模様などを書けます。
紙が立体的になるので、通常の封筒とは違った印象を与えることが可能です。
□箔押し加工
箔を封筒にひっつける加工です。
この加工では、鮮やかな色を付けたり、華やかで上品な雰囲気に仕上げたりすることが可能です。
□ロウ引き加工
この加工では、溶かしたロウを紙の繊維に染み込ませます。
繊維に染み込んだロウが、紙に独特の風合いをもたせてくれます。
そのため、封筒に高級感を与えたり、クラシカルな雰囲気にしたりできます。
さらに、封筒をより分厚くできるので、封筒の強度を上げることにもつながります。
□ミシン目加工
封筒の口に1本のミシン目を入れる加工です。
封筒にミシン目を入れておくことで、その線に沿ってハサミできれいに切ることが可能です。
また、手で簡単に開封もできます。
□ジッパー加工
封筒の口に2本のミシン目を入れる加工です。
切り取りラインを引っ張ることで、ハサミを使わず手できれいに開封できます。
この加工は封筒だけでなく、段ボールなどにも使われています。
□マルタック加工
糊で封筒の口を閉じるのではなく、封筒のフタと本体に玉ひもをつけて封をします。
封筒の紙を破らずに開封ができるので、何度でも開け閉めができます。
資料などを入れたりしまったりを繰り返すシーンで活躍します。
ただし、秘密の文書や、だれかに見られたくない文書、または郵送するときには不向きです。
□まとめ
今回は、封筒の特殊加工の種類と特徴について詳しくお伝えしました。
封筒の特殊加工にはたくさんの種類があります。
特殊加工を効果的に用いれば、よりよい封筒を作ることが可能です。
それぞれの特殊加工がデザインにどのような影響を与えるのか、どの特殊加工を使うのかをしっかり吟味して考えましょう。
