製品ライフサイクルの段階別特徴

生き物と同じように製品にも一生があります。完全な予測ができるわけではありませんが、ラフなパターンを描くことが多いということも事実です。たとえラフではあっても何らかのパターンを描く可能性が高いのであれば、企業は事前に準備をすることもできますし、それぞれの段階に合わせたさまざまな施策を適切に打ち出すこともできます。

今回は、製品ライフサイクルの段階別特徴をまとめます。

特徴 導入期 成長期 成熟期 衰退期
売上高 低水準 急速上昇 緩慢な上昇 or 下降 下 降
利 益 僅少 or マイナス 最高水準 下 降 低水準 or ゼロ
顧 客 イノベーター/マニア 早期マスマーケット 後期マスマーケット 遅期追随者
競 争 ほとんどなし 増 加 企業数多数 減 少
戦略 上澄み価格政策 浸透価格政策
戦略の焦点 市場の拡大 市場の拡大 自社ブランドの浸透 シェアの防衛など 撤退のタイミングなど
戦略の強調点 製品認知 低価格化 ブランド選好 地位別に異なる 選択肢多数
4P’s
プロダクト 本質サービス 本質サービス 補助的サービス 撤退:タイミング
展開:製品改良、用途拡大、市場開拓
存続:残存者利益
プレイス 閉鎖型 開放型 開放型
プロモーション プッシュ プ ル プ ル
プライス 高水準 低水準 低 下

 


製品ライフサイクルごとの戦略やマーケティング・ミックスの定石を理解しましょう。

 

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