前回は、「DMの集客率を封筒印刷のデザインによって回復させる施策・徹底解説 -後編-」と題して、「ティザーコピー」と「窓付き封筒」の活用についてご紹介しました!
今回も引き続き、後半部分についてお話ししたいと思います!

■無機質な茶封筒を使用する

前編で紹介したのは、ティザーコピーを挿入したり、封筒に窓を付けたりと、どちらかというと足し算の感覚でデザインを行う施策でした。
今回は逆に、引き算の感覚で封筒のデザインを考えてみたいと思います!

具体的には、デザインを無機質な茶封筒に変えてみる、という施策です。
そんな封筒DM、開封されるの?

それが、案外開封されるケースが多いんです。

というのは、無機質の封筒の場合、受け取ったお客様が、公的な書類だと思い込んで開封するという可能性があるからです。中身がよくわからない場合は、とりあえず開封してみる、という心理はなんとなく想像できるのではないでしょうか。

しかし、ここでもやはり、重要なのはその中身です。特にこの施策をとる場合は、お客様は公的な書類のつもりで開封する場合が多いです。その心理状況で開封して、中身が販促用のDMだった場合、「期待外れ」という印象を持たれてしまうことが多いと考えられます。

それに加えてDMの中身が、お客様にとって魅力的なものではない時には、この施策が逆効果になりかねません。この施策をとる場合は、お客様を落胆させないような魅力的なコンテンツを用意しておくべきでしょう!

■封筒にミシン目を入れる

これは、封筒の構造上のデザインに含まれますが、封筒の端にミシン目を入れるという施策があります。
この施策の目的の一つとしては、やはり開封のしやすさ、というものが挙げられます。

糊で封をされた封筒を開封するのに苦労する、という経験は、みなさんも記憶にあるのではないでしょうか。

これは、一般的に考えられる目的と言えますが、実はもう一つ隠れた目的があります。それはお客様の心理的な問題で、ミシン目の封筒を開封するという行為に、楽しさを覚えるという人も意外と多いのです。

この心理を利用して、封筒を開封していただくという、目的もあります。

■まとめ

今回は、「DMの集客率を封筒印刷のデザインによって回復させる施策・徹底解説」というテーマで、2回に分けてお話しさせていただきました。

どの施策を行うにしても、重要なのはターゲットであるお客様の心理状態です。DMを見ることで、お客さまにどのような心理状態になっていただきたいかを慎重に検討して、封筒をデザインしてみてください!

 

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