「DMを出すために新しく封筒印刷のデザインを考えることになった」
「今までの封筒印刷のデザインを変えることになった」
このような時、開封率を上げる封筒印刷のデザイン、即ち中身に興味を持ってもらえるようなデザインを考える必要があります。
DMの開封率は、会社の集客率に直接影響を与えますからね。
しかし、いざそのような封筒印刷のデザインを考えようとなっても、どのようなことを意識すればいいのか分からないという方は多いかと思います。
ということで、今回はDMの開封率を上げる可能性を持ったティーザーコピーに関してお話ししようと思います。
◆ティーザーコピーとは?
皆さん、そもそもティーザーコピーという言葉をご存知でしょうか?
ティーザーコピーとはDMが届いたらまずお客様が目にするコピーで、革新となる部分を明らかにしないことでお客様の興味をひく広告文です。
マーケティング用語である「ティーザー(Teaser)」とは「じらし広告」として使用されており、商品やサービスの詳細な情報を隠すことで好奇心を喚起させる広告手法なのです。
このティーザーコピーをうまく使うことで、DMの開封率を上げることができます。
◆ティーザーコピーとキャッチコピーの違いは
「キャッチコピーと一緒じゃないの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
キャッチコピーとは、通常、商品やサービスに内容を分かりやすく簡潔に消費者に伝える者なので、核心に触れないティーザーコピーとは異なります。
◆ティーザーコピーの例
DMの開封率を上げるためのティーザーコピーには、いくつか例がありますので、ここでご紹介しようと思います。
・詳細を隠す
「重要な情報が入っています!今すぐご確認を!」
・数値やデータを使う
「顧客満足度○○%!」
「○○ランキング第1位」
・特典やキャンペーンと組み合わせる
「今なら○○%OFF!!」
「現在キャッシュバックキャンペーン実施中!詳細は中のチラシでご確認を!」
・当事者意識を刺激する
「○○でお悩みのアナタ!朗報ですよ!」
・希少性・限定感を出す
「○○名様限定で○○をプレゼント!詳細は中のチラシで!」
「日本で購入できるのはここだけ!」
今回はティーザーコピーについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
あえて詳細に触れないことでお客様の好奇心を引き出すティーザーコピーは、中身を見てもらいたい封筒型DMとの親和性が高いのです。
ただ、ティーザーコピーに正解はないので、様々なパターンのコピーを試して試行錯誤していく必要があります。