マーケティング・コミュニケーションの主たる6つの手法

近年のマーケティングでは、企業が顧客とコミュニケーションを行うには、統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)が不可欠です。

現在IMCが対象にするコミュニケーションの手法には、大きく次の6つがあります。

古いマーケティングの教科書では、プロモーションを構成する要素は、広告、人的販売、販売促進、広報の4要素でした。

一方、現代のマーケティング理論では、イベントと経験(イベントはもともと販売促進の一分野と考えられていた)、それにダイレクト・マーケティングが追加されています。

マーケティング戦術も、時代に応じて変化してきているということです。

①広告
②パブリック・リレーションズ(PR)
③人的販売
④販売促進(SP/セールス・プロモーション)
⑤イベントと経験
⑥ダイレクト・マーケティング

タッチポイントを統一的にコントロールするIMC

IMCの大きな特徴は、上に記した6つのコミュニケーション手法を柱とはするものの、あらゆるコミュニケーションに注意を払うことです。

広告や販売促進といったプロモーション活動はもちろんのこと、店舗や工場の外観、服装規定、社用社のペインティング、名刺や便せん、FAXの送り状に至るまで、とにかく顧客が企業を出会う場のイメージを統一的にコントロールすることを目標としています。

IMCでは、こうした顧客と企業との接点をタッチポイントやコンタクトポイントと呼んでいます。

そして、あらゆるタッチポイントを「統一されたデザイン、統一されたメッセージ」によるマーケティング・コミュニケーション・ミックスで彩ることを狙います。

 

封筒・紙袋通販.comトップページ