長3封筒角2封筒など、封筒には様々なサイズがあります。
目的に応じて様々な封筒が使われますが、その中でもどのサイズが人気なのでしょうか。

今回はそれぞれの封筒の形と、よく使われるA4用紙が収まる封筒のサイズ、またその用途についてご紹介します。

□封筒のサイズ

封筒には大きく分けて3種類の形があり、さらにそれぞれの形でたくさんのサイズがあります。

*長形(なががた)

封筒の縦の長さが横の長さの2倍前後ある、縦長のものを指します。
ダイレクトメールや事務用など、幅広い用途で使うことのできる基本的な封筒です。
センター貼りやサイド貼りといった封筒の貼り方にも種類があります。

もっとも人気のサイズは「長形3号」と呼ばれるものです。
大きさは120×235(㎜)で、A4用紙を横三つ折りにしたときにぴったり入ります。
横の長さが短いので、閉じる手間が省け、郵便料金も比較的安いため、折りたたんでもよい通常の郵便物にはよく利用されます。

*角型(かくがた)

中に入れる用紙を折ることができないときや大きなサイズのものを送るときなどに用いる、サイズの大きな封筒です。
もっとも人気のサイズは「角2号」と呼ばれます。

大きさは240×332(㎜)で、A4サイズの紙が折らずにすっぽり入ります。
履歴書やパンフレットなど、折り目をつけてはいけないようなA4用紙の書類も多くあるため、角2号を利用する機会は多くあります。

*洋型(ようがた)

「洋」は洋風から来ており、西洋でよく使われる横長の封筒を指します。
長形の封筒を横開きにしたものと考えると分かりやすいかもしれません。

ダイレクトメールやご挨拶郵送用、チケット用など様々な目的に応じて利用できます。
全体的に同じサイズのものが多いため、ほとんどが定形郵便として扱われます。

もっとも人気のサイズは「洋長3号」で、大きさが「長3号」と同じのため、A4用紙を三つ折りにしたときにぴったり収まります。
開け口が横向きであることに注意してください。

□さいごに

今回は長形・角型・洋型の封筒について人気のサイズとその使用目的についてご紹介しました。
どれもA4用紙の書類を入れるのに適したサイズの封筒ですが、折り目を付けてよいのであれば長形または洋型、折り目を付けないのであれば角型を利用するのが良いでしょう。

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