「一度送った封筒が返送されてきた」
「貼るべき切手の値段が分からない」
「どの大きさの封筒を利用すればよいのだろうか」
このように、封筒の郵送のことでお悩みの方はいらっしゃいませんか。
封筒が送り返されてしまう場合の原因としては以下のことが考えられます。
・宛先の住所が間違えている
・切手の値段や封筒のサイズが間違っている
他にも様々な原因が考えられます。
しかし、その中の多くが郵便物としてのルールに関することでしょう。
封筒の郵送には様々なルールが存在します。
そのルールを知っておき、郵送する前にチェックできれば、封筒が返送されてしまうといったことは防げるのではないでしょうか。
今回は、封筒を郵送する際のルールをいくつかご紹介します。
Contents
□郵便物の重さについて
郵便物はその重さによって規格が決められています。
その規格は大きく分けて2つです。
規格によって郵送にかかる料金が変わってきますので、確認しておきましょう。
□定形郵便物
50グラムを超えない範囲の郵便物は定形郵便物として取り扱われます。
また、封筒のサイズには以下のような決まりがあります。
・縦：9センチメートル~12センチメートル
・横：14センチメートル~23.5センチメートル
・厚さ：1センチメートル以下
□定形外郵便物
郵便物の重さが50グラムを超えてしまうと、それは定形外郵便物となります。
また、定形外郵便物にはさらに2つの規格があります。
＊規格内
重さが1キログラム以内であれば、規格内の定形外郵便物として取り扱われます。
・縦：34センチメートル以下
・横：25センチメートル以下
・厚さ：3センチメートル以下
＊規格外
重さが1キログラムを超える場合は、規格外の定形外郵便物として取り扱われます。
また、重さに上限があり、4キログラム以内でなければ郵送することはできません。
他にも、筒状のものや小さいものも定形外郵便物として郵送できる場合があります。
□封筒のサイズ
次は、封筒のサイズに関するルールです。
封筒サイズは紙を3つ折りにして入れる縦長のタイプの物が一般的ですね。
皆さんも使った、あるいは送られてきたような経験があるのではないでしょうか。
実は、封筒には3種類の規格があり、それらに基づいていくつかのサイズがあるのです。
＊長形封筒
長形封筒は縦に長い封筒のことを指します。
先ほど紹介した封筒も、この長形封筒ですね。
封筒の中でも比較的安価で郵送できるので、利用されることがとても多いです。
＊角形封筒
角形封筒はA4やB４などの大きめの書類などを折らないでそのまま郵送できるという特徴があります。
利用される場面としては、証書などの重要書類を郵送する際が考えられます。
また、重さにもよりますが、本も中に入れて送ることができるのでとても便利ですね。
＊洋形封筒
縦、または横に長い封入口がある封筒を洋形封筒と言います。
これは、イベントの招待状のハガキなどを入れて郵送されることが多いです。
また、外国に郵送する際のエアメールを想像すれば分かり易いのではないでしょうか。
□郵送にかかる料金
郵送に必要な料金は、定形郵便物かどうかで大きく変わります。
また、その中でも郵便物の重さによって料金が異なります。
長形封筒や洋形封筒は定形郵便物である場合が多いです。
反対に、角形封筒は定形外郵便物がほとんどです。
ただし、重さなどによって例外があるので注意が必要です。
＊郵便物が重いほど料金は高くなる
一般的に、郵送するものが重ければ重いほど料金は高くなる傾向にあります。
そのため、郵送する前に重さを測っておくと良いでしょう。
重さに合った切手を貼ることで、料金不足による返送は防ぐことができるでしょう。
□郵便局で重さを測ってもらうこともできる
「家に重さを測るためのはかりが無い」
このような方は、郵便局で郵送する物の重さを計測してもらうことをおすすめします。
そうすることで、どの値段の切手を貼ればよいのか分かります。
□重さを測る際の注意点
郵便物の郵送にかかる料金は重さによって異なることをご紹介しました。
そこで、
「封筒の重さは含まれるのだろうか」
といった疑問をお持ちになった方がおられるのではありませんか。
実は、その重さの中には封筒の重さも含まれている必要があるのです。
そのため、重さを測る際は
「封筒の中に郵送物を入れる」
「封筒の重さを計算しておく」
などの対策を取っておきましょう。
□まとめ
今回は、封筒を郵送する際のルールをいくつかご紹介しました。
封筒を郵送する場合、封筒のサイズや郵送物の重さによって料金が異なるのでしたね。
特に、封筒のサイズは縦・横・厚さが何センチメートルなのか、重さは合計で何グラムになるのかを事前に調べておくことが重要です。
これらのことを把握しておけば、ルールを守られていなかったことによる返送を回避できるでしょう。
封筒を郵送する機会がありましたら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
